微小運動によるVR手の操作 [2017-2018]

VR空間内で仮想の手を用いて操作するシステムが開発されている。操作にユーザーの手のひねりや移動、指の屈伸を含む動作を用いるためにカメラや磁気センサを用いてトラッキングするシステムがある。これらは仮想手のパフォーマンスが現実の手を動かすスペースや、ユーザーの手の状態に影響される。本研究では現実の手の微小な動きでも仮想の手を操作可能なシステムの開発を目指している。デバイスは手を置く台とトラッキングのためのleapmotionのみで構成している。手を大きく動かさないので光学センサのオクルージョンの無い配置が可能であり、簡易な設置も実現できるのではないかと考えた。

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  1. 藤岡 駿介, 広田 光一, 野嶋 琢也, 赤羽 克仁, 佐藤 誠: 主体感によるVR操作性の向上; 日本VR学会第22回大会予稿集, 1C3-04, 2017