箱やビンを振ると中身の量や性質がわかる。このようなインタラクションをVRとして実現するデバイスについて検討し、プロトタイプとして、小物体の入った箱を仮想的に実現するデバイスを試作した。ユーザが箱を 振る動作を加速度センサにより計測し、これをもとに仮想の小物体と箱との衝 突をシユレートして、ソレノイドアクチュエータ(電磁石)によって衝撃を提示する。被験者を用いた評価により、現実に近い表現が可能であることが確認された。
- Y.Sekiguchi, K.Hirota, M.Hirose: Haptic Interface Using Estimation of Box Contents Metaphor; Proc. ICAT2003, 197-202, 2003.12.