視点の位置によって異なる映像を提示することのできるディスプレイを多視点 ディスプレイと呼ぶ。このようなディスプレイのひとつの実現方法として、平面ディスプレイパネルを回転させてその方向に応じた映像を時分割で提示する 手法を提案している。ディスプレイパネルに視野を狭めるフィルターを装着す ることで、パネルが視点方向を向いていない状態での映像が視点から見えないようにする。等身大の人物像を提示するために大型のプラズマディスプレイによるプロトタイプを構築した。


- K.Hirota, K.Tagawa, Y.Suzuki: Automultiscopic display by revolving flat-panel displays; Proc. Virtual Reality 2008, 161-168, 2008.3.