インタラクティブに3次元ボリュームデータを表示するディスプレイを開発した。ユーザが操作するスクリーンパネルの位置・姿勢をセンサにより計測し、そのパネルの位置での3次元データの断面を生成・投影する。この仕組みを比較的早い動きにまで適用することで、ユーザがスクリーンを「ぱたぱた」と動かした場合に、残像効果による3次元の映像の提示がある程度可能であることを確認した。
- Koichi Hirota, Yuya Saeki:Cross-section Projector: Interactive and Intuitive Presentation of 3D Volume Data using a Handheld Screen; Proc. 3DUI2007, 57-63, 2007.3.