多点ディスプレイによる物体内部の質感表現 [2019- ]

触覚ディスプレイはふつうはぶった表面の質感の表現に使われますが、液状のものなどに指を入れたときの感触など、空間的な性質の表現に応用することも考えられます。この研究では、多点のピンアレイディスプレイを使って、対象物体の性質を表現することを試みています。この結果、すくなくとも「チリチリ」「ツブツブ」「ザラザラ」のような違いをユーザに提示できることが確認されました。

提示手法
認識実験結果
  1. Yusuke Ota; Yusuke Ujitoko; Sho Sakurai; Takuya Nojima; Koichi Hirota: Inside Touch: Presentation of Tactile Feeling Inside Virtual Object Using Finger-Mounted Pin-Array Display; IEEE Access, doi:10.1109/ACCESS.2021.3082100, 2021.