巧緻な作業の実現 – お手玉を例として [2009-2011]

巧緻な操作をVR環境で実現することの困難や問題を明らかにするために、お手玉のための操作環境の構築とその分析評価を行った。お手玉はボールを素早い動作で正確に扱う必要がある。シミュレーション精度の改善や、手とボールの接触の音によるフィードバックなどにより、ある程度現実的な操作が可能であることが示された。また、現実のスキルがVR環境においても利用できることが示唆された。

お手玉のためのVR環境
手とボールの軌跡
2ボール(1G)
3ボール(0.5G)
  1. Minato Mizutori, Koichi Hirota, Yasushi Ikei: Skillful Manipulation of Virtual Objects; Proc. VSMM2012, 79-86, 2012